モーツァルト関連
日本モーツァルト協会 9月例会の感想 テーマ≪1781年、音楽の都ウィーンへ≫
日 時:2013年9月26日(木) 18:45〜
場 所:東京文化会館 小ホール
演 奏:ヴァイオリン:セルゲイ・マーロフ
ピアノ:岩崎 洵奈
曲 目:1.ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301 (第25番)
2.ロンド ハ長調 K.373
3.ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376 (第32番)
4.「泉のほとりで(ああ、私は恋人を失くした)による6つの変奏曲」 ト短調 K.360
5.ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378 (第34番)
感 想:ヴァイオリンのマーロフ氏はヴァイオリン、ヴィオラを多くのコンクールで優勝している。
(ハイフェッツ国際コン、ミュンヘン国際コン、東京国際ヴィオラコン、モーツァルト国際コン等)
岩崎氏は芸大卒でショパン国際ピアノコンでディプロマ賞受賞。
美男美女の2人の息の合った、楽しい演奏会であった。
K.301の第1楽章、2楽章で「おや?」と違和感を感じた部分があったが、独特な解釈と理解した。
初めはヴァイオリンが繊細で、不安定な感じを受けたが、徐々に解消された。
ロンドK.373はオーケストラとの演奏であるが、本日はピアノの伴奏で演奏。
原曲であるかのような素晴らしい演奏であった。
休憩を挟んだ後半になんと・・・マーロフ氏は白いプリーツ(イッセイ ミヤケ風?)のシャツに、岩崎氏も
ブルーのドレスに着替えて登場。
K.378は少し遊びを入れた演奏だが、素晴らしい演奏であった。特に第2楽章が素晴らしい。
アンコールにクラリネット五重奏曲の第2楽章を演奏。
初秋によく合う素晴らしい演奏会であった。
家でのんびりと寛いでCDを聞くのも良いが、「やはり生(Live)の演奏は素晴らしい」である。
生(Live)でないと味わえない、聞き取れない音があるのだ。
月に1度で良いので、皆様も是非演奏会に出掛けてほしい。
日本モーツァルト協会ホームページ → http://www.mozart.or.jp/
2013年9月4日 最近購入のCD
MOZART 111
ドイツ・グラモフォン CD55枚組ボックス 定価¥12,800(実売価格 ¥10,000〜)
夜の女王をイメージした(らしい)BOX入り。
過去の録音をリマスターしたCD集。
ピアノソナタからオペラまで、主要な曲を収録。
単体では既に持っているCDもあるが、約¥10,000という値段のため購入。
気に入らない演奏もあるが、何よりも特筆すべきは「音質の良さ」。
コンパクトなBOX入りで本価格ならお買い得である。
指揮者:ピノック、レヴァイン、カラヤン、ミンコフスキ、ベーム、ガーディナー、アバド、メータ他
ピアノ:アンダ、ギレリス、ポリーニ、ビルソン、ピリス、バレンボイム、ホロヴィッツ、グルダ他
ヴァイオリン:パールマン、ズッカーマン、デュメイ他
ハーゲンカルテット、アマデウスカルテット他